こんにちは。

さかいゆみこです。

この数年はコンクールにチャレンジする生徒さんが増えてきました。

コンクールの参加を勧めてみて
ふたつ返事で「出る!出たい!」
という子が多いですが
「コンクールってなに?」
と、あまりピンとこない子もいますよ^^

以前は5歳前後の小さな子供たちも機会があれば
舞台経験になりますし
出れる分には出たほうがいいかなと思っていましたが
最近は未就学児の子たちのコンクールの参加は
とても慎重に考えています。

様子を見て参加してる子ももちろんいるのですが
以前のように弾ける子なら誰でも
と言う形で勧めることはなくなりました。

小さな小さな子供たちの多くは
褒められようと頑張ります。
とても頑張ります。

頑張るので弾けるようにももちろんなります。
これまで小さな生徒さんも全国大会でも賞をいただいてました。
小さい子の方が賞をいただきやすい傾向もあるかなと思いますし
参加されてた生徒さんの親御さんたちもそれは理解されてたようです。

私は基本的に褒めて伸ばすスタイルで
楽しく舞台でも弾けるようにレッスンもしていますが
コンクールとなると本人も親御さんも力んでしまうことが多いので
小さな子供たちには過剰なプレッシャーとなることもあります。
(なので状況によっては余計に褒めまくって進めています。)

期間の長いコンクールは準備期間、予選、本選、全国大会、受賞者演奏会となると
ほぼ1年間です。
さらにそれが毎年のこととなると
常にプレッシャーを受けてる状態になる子も中にはいるので
(こういった状況になる子は教室内ではいません)
予選が通っても、本選が通っても
必ず、先に進むかどうか確認はしていたのですが
気持ちが盛り上がっていくものなので
やはり皆さん進まれますよね。
生徒さん本人が自分で決めれない年齢のうちは
私の方もかなり慎重に見極めないといけません。

上位に入賞できたりして賞をいただくと
すごいー!!
となりますが内情は…
やはり目に見えないそれに引き換えのことがあるんです。
演奏では見えない本人の努力の部分だったり
プレッシャーを感じる状況で
本人がしたくて、もしくは必要だと思って1日3〜6時間くらい練習して
外でお友達とたくさん遊ぶ時間とバランスが取れてるのであればいいと思います。
多くの場合はそうではないので
まずは気負うことなく舞台に出続けることが大事です。

予選や本選ではもっと短い練習時間でも通過できることもありますが
全国大会レベルになると選曲も変わってきますし
自然と練習時間もそれなりになりますよね。

発表会等での舞台練習でも十分なんですよ。
ただ発表会だけ、となると年に1回しかなかったりするので
舞台マナーなど忘れてしまいますよね。
なのでなるべく舞台に立てる機会は考えています。

小さいうちは外で遊ぶこともとても大事です。
大人だって気分転換は必要ですから。
子供たちを見てきて
特に本番前になり行き詰まりを感じると
大体は外で遊ぶ時間が持ててなかったりします。
バイオリンを弾けるようになるにはもちろん練習は必須ですが
心の状態が演奏にも出てきます。

まだ生まれてから5年前後の小さいうちから
舞台では間違えちゃいけない
頑張って褒められないといけない
と無意識に思ってしまうような状況は
常に大人(周りの人)の顔色を伺う心の癖にもつながりますし
自分らしく演奏できる状況を作ってあげる方が
心の成長にも良い作用がありますし、キラキラした良い演奏につながります。

舞台に出るということは
「弾く」だけではないので
発表会で舞台稽古して
いつも通りで舞台に臨めるといいですね。

バイオリンの場合は舞台に出るときの楽器の持ち方だったり
お辞儀をしてから楽器をどこに向けるかなど
いろんなことを考えないといけないので
まだ舞台に慣れていない小さな子供たちにとっては
バイオリンを弾くことよりも大変です。
舞台に出てお辞儀できたら💮くらいでもいいんですよ。

なので幼稚園の間は
基本や基礎をしっかりしながら
まずは発表会などで舞台経験を積んで
舞台に慣れた上で
本人も親御さんも心に余裕のある状態で
コンクール参加の順番がいいかと今は考えています。

今年もたくさんの方の演奏が聴けそうなので
小さなバイオリニストさんからはどんな音楽が聴けるか楽しみです。
一人一人個性があって、バイオリンが好き、音楽が好き
そんな演奏が聴けると嬉しいですね。