楽器や弓に感謝を
そろそろ楽器の買い替えやサイズアップの生徒さんが何人かいるので
最近は楽器について色々と生徒さんとお話しする機会があります。
何人かの生徒さんは楽器のランクを上げてみようかなと
色々と考えています。
バイオリンを習うことで
◯楽器を大事にすること
◯弓を大事にすること
から
◯物を大事にすること
を身につけていくのですが
これはバイオリンを弾くことよりも大切なことで
ご家族のご協力も必要になります。
レッスンに来て私が伝えるだけだと
その場凌ぎになることが多いからです。
ご家庭でもご指導していただくことで
子供たちの心にも響いていきます。
物を大切にすることは
最初はピンとこないかもしれません。
でもそれでもいいんですよ。
バイオリンを習うことで
物を大切にするということが
どういうことなのか考える機会があって
理解していくことなので。
「こうしてはいけない」
「こうしたら傷がつく」
ひとつひとつ考えながら覚えていきましょう。
不注意で落としてしまったり
傷つけてしまうこともあります。
もちろん大なり小なり注意されたり怒られはします。
これって人間関係も同じなんですね。
最初からわかる子っていないんです。
ひとつひとつ経験することで
学んでいきますよね。
物を大切にする心から
人のことも大切にする心が育ちます。
物や人に対する思いやりの心ですね。
自分の楽器を持つことで
楽器は演奏する以外のことも
たくさんのことを教えてくれます。
楽器や弓をランクアップする機会があると
さらに新しいこともたくさん教えてくれます。
持つ人のステージも自然と変わってきます。
そんな素晴らしい楽器や弓とのご縁に
「ありがとう」
という感謝の気持ちを持てますように。
音楽のある生活で
ますます楽しく
ますます心豊かに
レッスンや発表会では楽しむことを大切に。 お子様は情操教育のためになるよう、レッスンや発表会等を通して「マナー力」「集中力」「記憶力」「考察力」「洞察力」に繋がるように考えています。お稽古を続けることにより、これらは少しずつ身についていき、必ず受験や就職などに活かせます。