高校受験生のレッスン
こんにちは。
さかいゆみこです。
今年高校受験生の生徒さんは小学4年生が終わる頃にバイオリンを始めて
1年目からコンクールにチャレンジということで超スパルタレッスンでしたが
今は至って平和に稽古しています。
超スパルタレッスンだったのですが今思うと若気の至りでしたね^^;
親御さんからは厳しくしてもらって良かったんです!
と今もお話ししていただきますが私の方も気合い入り過ぎていました…
もう十分綺麗な音で弾ける子です。
綺麗な音で弾けるのと表現力というのはまた別のお話になるので
迫力のある音や繊細な音を出すためには本物の基礎や技術をつける必要があり
やはりもう一歩突っ込んで細かく稽古する必要があります。
先日までは
セブシックop.8と9
クロイツエル
で基礎練してましたが
勉強もいよいよ大変になってきてるので
op.9はしばらくお預けにしました。
練習できない日の方が増えてきたので
無理のないようにですね。
学校、塾、クラブ、オーケストラ、色々とバランスが大変ですが時間をやりくりしています。
えらいえらい👏
時間のやりくりも自分で経験して覚えていけるといいですね。
普通科に進学しますが素質がある子なので
音楽の道を選びたくなったらいつでも方向転換できるように
大事なことは押さえながらレッスンを行なっています。
例えば、5年なり10年なり習っていてある日音楽の道に進みたいと思った時に
レッスンに通った時間や労力は一体なんだったんだ…とならないよう
基礎とはどういうことか理解はしておいた方がいいですね。
なかなか練習はできない時期ですが
知ってると知らないとでも全然違います。
受験が終わってからの練習の方向性も見えますしね。
素質があると言っても
基本的に素質のない子なんていないと思ってます^^
要はやり方次第。
そのhow toを受け入れれるかどうかかな。
それが素質です。
前にピックアップして要所をいくつか練習してたクロイツェルは
やってなかったところで弾きやすいところを今はザーッと進めています。
基礎の入り口はセヴシックだったりクロイツェル、スケール。
クロイツェルがまだ早いかなという人はカイザーから。
ここをしっかりやってるとバイオリンから離れても再開する時に感を取り戻すのも早いですね。
レッスンや発表会では楽しむことを大切に。 お子様は情操教育のためになるよう、レッスンや発表会等を通して「マナー力」「集中力」「記憶力」「考察力」「洞察力」に繋がるように考えています。お稽古を続けることにより、これらは少しずつ身についていき、必ず受験や就職などに活かせます。