こんにちは。

発表会も終わり
生徒さんたちも夏休みを楽しんでるかと思います。

街中を歩いていると
花火を買ってもらった子
虫取りしてる子
プールに行く子
夏ならではの光景がありますね。
夏の楽しい思い出が増えますように。

夏休みは大体1ヶ月強と長いので
夏期講習や夏限定のお稽古に行く子も多いですね。
普段ですとなかなかない
子供向けの講座なんかもあります。

今は選択肢が増えて
ほんとにたくさんの習い事があります。
私たちが子供の頃はなかったようなものも
今では普通になっていて
時代だなぁとしみじみ感じます。

選択肢が増えていいこともありますが
逆に子供たちのキャパを超えてしまってることもあります。
『体験した』という経験にはなるとは思いますが
何か能力を伸ばしたいとお考えでしたら
あまりたくさんのことをさせるよりは
最初から親御さんがある程度は絞って選んで
余力を残してあげた方が
子供たちは確実に伸びます。

何かした時の吸収力も全然違いますし
気持ちに余裕があるので
自分で考えれるようにもつながります。
大人でも気持ちの余裕がなかったら
考えることって難しいですもんね。

カンフル剤としてたまに期間限定のものに参加
というのもいいと思いますが
キャパを超えないように
余力を残してあげるといいと思います。

大人もある意味でそうですが
遊び(余力)の部分も大切です。
運動系、文化系、勉強系の習い事にしても
集中して頭をかなり使います。
肉体的にも精神的にも疲れるので
しっかり休んで遊ぶことも
バランス良くできるといいですね。

特に子供はたくさん遊ぶことも大事なので
外で遊んだり
お友達と遊ぶことで
学ぶこともたくさんあります。
極力遊ばせる環境を作って
どんな習い事をするか選ぶと良いかと思います。

日頃からたくさん遊んでる子と
あまり遊んでない子でも
伸びに差が出てくるかなと
感じることもあるので
やはり思い切り遊ばせること

◯思い切り遊べる時間
◯思い切り遊べる場所

を考えてあげれるといいかなと思います。
まだ小さな子供の場合はこの割合を
ちょっと多めくらいのバランスがいいです。

ここからは個人的に感じてることなんですが
周りのお友達が〇〇してるから
と気になることもあるかもしれませんが
特にバイオリンは私のレッスンだと
右脳も左脳もすごく使う楽器なので
バイオリンをちゃんと習って練習できれば
賢い子に育ちます。
※その際ご家族のサポートは不可欠です

もともと子供というのは
右脳、本能で生きてますから
十分に右脳の方が発達してる子がほとんどです。
3〜4歳くらいになったら
何かお稽古することで
左脳とのバランスを整えるとちょうど良いと思います。

私はプロを養成しようとは
あまり思っておらず(すごく厳しい世界なので)
子供にとっても大人にとっても
脳育になるので
子供たちの場合は10歳くらいまでは
バイオリンで脳を育てて
文化的な経験も積み
中学受験する場合はそれから塾など学習機関に
通ってもいいんじゃないかなと思います。
高校受験の場合は5、6年生になったら
塾という環境に慣らしていくのでもいいですね。

今は早い時期から塾業界が子供達の確保をしていますが
あまり早い段階から詰め込みすぎると
競争社会の中で脳も固まってしまいます。
常に誰かと比べたり、思考にクセも出やすいです。

子供のうちの柔軟な脳を大切にできればと思いますし
本人の希望も聞きながら
親御さんがある程度絞るということが
経済的、時間的、いろんな意味で一番効率が良くて
こうやって導いてあげることで
結果的にも本人にもいい効果があると思います。

子育てには正解はないですが
やはり周りの大人が(私も含め)
子供達を導いてあげることが
子供たちのためになります。
その中でのびのびさせることで
能力もどんどん伸びていきます。

でも、あくまで一例です。
バイオリンの他にも
たくさんのことをしてる生徒さんもいますし
本人が幸せならなんでもいいんですよ。
能力を伸ばすなら、ということなので
絞る対象をバイオリンにしなくてもいいんです。
他の楽器やお稽古事でも、スポーツでも
何をするにしても頭を使うのは同じなので。

これまで子供達をたくさん見てきた中で
感じてることなので
習い事でお悩みの方に何かのきっかけになればと思います。

音楽のある生活で
ますます楽しく
ますます心豊かに