こんにちは。

さかいゆみこです。

日本では音楽の習い事はまず楽器選び方からが通常です。
習いたい楽器を選んで音の出し方、演奏の仕方を学びます。
学びが進むに従って複雑なことも増えるので
楽譜についても後から学ぶという順番になります。

西洋文化の国フランスでは実は順番が逆なんです。

楽譜や音楽について学んでから楽器を選びます。

その音楽を学ぶ科目を日本ではソルフェージュというのですが
フランスは独特の音楽教育システム「フォルマシオンミュジカル」
と呼ばれるものがありフランス国も認めています。

楽譜を読む、リズム、音を聴く、音楽や楽譜の仕組み、歴史、初見演奏、即興演奏、歌う
などさまざまなアプローチから音楽を総合的に学ぶカリキュラムになっています。
その上で楽器を始めるので非常に理にかなっていると思います。

これだけ充実した内容ですので
5歳の子から90分レッスンだそうです。
課程が進んでいくと子供たちでも3時間レッスンだそうですよ。
小学校指定の音楽の授業では週に3〜5時間の授業ある場合もあるとか。
これだけ音楽に触れる機会が多いですし
ソルフェージュ大国フランスと言われるのも納得ですし
フランス人の感性の豊かさも納得できるような気がします。
日本では音楽の授業は週に1回45分程度ですしね^^;

義務教育のシステムを見ても
日本では音楽だけでなく文化の位置付けがどんどん下げられているように感じます…
そもそも今の日本のシステムを作ったのがGHQですのでね。

ヨーロッパと日本では生活の中での音楽の位置が全然違うので
当然学ぶ背景も全く違います。

今の日本の教育では「まず楽器から」(形から?)という順番なので
例えば、〈音を聴く〉という行動はあとからになります。

最初はバイオリンを弾くだけでも気持ちが精一杯になりますから
まずは身体を動かして音を出すことに気持ちを向けて
音を聴きながら弾くというのは大変なのでほとんどの場合〈聴く〉練習は後からになります。

〈音を聴く〉ということができると
練習の仕方や表現も変わってきます。
元々できると練習もよりスムーズです。

ソルフェージュは〈聴く〉ということだけではないですが
音楽を表現する上で一番大事な感性は〈聴く〉ことです。

〈聴く〉からリズムがわかる、音程がわかる、誰かと一緒に演奏ができる、表現につながる
肝心要の要素です。

楽譜に書いてある音楽を理解し表現できる準備とも言えますね。
音を出す作業とリンクできるようになると加速的にも進んでいけますし
音楽の捉え方も変わってきます。

と、つらつらと書きましたが
パリ在住の友人が一時帰国し
フォルマシオンミュジカルのメソードでレッスンしてくださいます。

ゆきよ先生です

ホルン奏者でもありますがフランスの音楽院でも子供たちにソルフェージュのレッスンをされています。

普段の私のレッスンではまとまった時間をとってソルフェージュができていないので
本場のソルフェージュのプロの先生にレッスンしていただける大変貴重な機会となります。

在籍の生徒さんを優先枠としてクラス設定しましたが
少し余裕のあるクラスもあるので
大変急なご案内になりましたがご興味のある方はこの機会に是非ご参加くださいね。

場所:苦楽園教室
日時:2023年7月17日(祝)16:00〜16:40
対象:真ん中(下第1間)のドレミファソが読める・わかる方(読めるかちょっと怪しい方もOK)、ピアノを習ってる方もOK
受講料:2,000円
募集人数:2名