心の成長のために
こんにちは。
さかいゆみこです。
日頃の練習の積み重ねで上達する中で
自信がついてきたり
バイオリンがより楽しくなったり
もっと音楽について知りたくなったり
いろんな気持ちを感じると思います。
本番ではドキドキの緊張も経験して
うまくいく時もあれば
そうでない時もあります。
うまくいかなければ
いっときは落ち込むこともありますが
全ては意味があることなので
必ずその先の糧になり
無駄な経験ではありません。
むしろ大事な経験だと思います。
そこから何を学ぶか
その時すぐには分からなくても
必ず何か見つかる時が来ます。
目に見える形や答えがあると安心もできますが
大切なことを自分で感じて
自分自身で気づくことにも意味があると思います。
答えは全て人から教えてもらうのではなく
自分の心で気づく、感じる、考える
と言うことも大切ですよね。
子供たちのレッスンでは
ご家族と生徒さんの関係も配慮しながら
どうするのが本人にとってベストなのか
結果を出すことよりも
生徒さんのこれからの成長のことを1番に考えて
お伝えすることを考えています。
特に小さな子供たちには
結果を出すということは二の次です。
色々と経験してきて【心のあり方】の方が
生きていく上で大切なものだと感じています。
その心のあり方の礎はほぼ幼児期に決まります。
【自分のために、自分がそうしたいから演奏する】
心のコアの部分でそう思えるように。
まずはここです。
実はこれは、努力する人ほど演奏する目的の方向が真逆だったりして
誰かのためだったり、褒められたいからだったり
結局、永く音楽に関われなかったり
いい結果を生み出さないことが多いんですね。
バランスがほんとに難しい事なのですが
バイオリンの技術を身につけながら
身体と同様に心も健やかに成長できるよう
小さな子供たちは特に気をつけて指導しています。
人間は最後は心です。
肩書きや背負ってるものを全てなくした時
何が残るかは心です。
これからの時代は今まで人間が背負ってきたもの・担ってきた多くのものは
AIにとって変わる可能性が高いです。
人間にとって大切なことは何なのか
見極めが求められてるのではないでしょうか。
心は見えないものなので
わかりにくいですが誰でも感じることができます。
どうしても今現在目に見えることに
意識が行ってしまいやすいですが
すぐに答えを求めるのではなく
何年も何年も先のことも考えながら
レッスンや発表会、コンクールを通して
これからも子供たちの心の成長に寄り添い見守りたいと思います。
まずは心のあり方があって
その上で結果が出るには何が必要かを考える
もしくは、誰かのことを想って弾く、ということもあるでしょう。
順番を間違えなければ子供たちの健全な成長につながります。
この順番を間違えてしまうと後で本人もご家族も大変、かもしれません。
バイオリンに限らずなんでもそうだと思います。
心が整っているとやはり何事においてもスムーズですね。
私のレッスンにおけるポリシーには
時代に逆行してることもあるかもしれませんが
むしろこんな時代になったからこそ必要なこともあると思います。
私についてきてくださる生徒さんやご家族の皆さまにも感謝です^^
いつもありがとうございます。
レッスンや発表会では楽しむことを大切に。 お子様は情操教育のためになるよう、レッスンや発表会等を通して「マナー力」「集中力」「記憶力」「考察力」「洞察力」に繋がるように考えています。お稽古を続けることにより、これらは少しずつ身についていき、必ず受験や就職などに活かせます。