レッスン
2025年12月2日
重音練習の準備
こんにちは。
さかいゆみこです。
進度が進んでくると、ポジション移動やヴィブラート
それから重音の練習も始まります。
進度的には新しいバイオリン教本だと4巻あたりかな。
重音は左手のフォームを整えるのに
とてもいい練習ですね。
フォームが安定するとポジション移動やヴィブラートも
より自然にできるようになります。
セヴシックop.9が一般的には使われますが、これが結構難しいですよね。
メジャーな教則本にある重音の練習も初心者には結構難しくて嫌厭されがちです。
op.9もいきなり始めるとハードルが高すぎるので
準備練習としてメソッド本で3度、6度、8度(オクターブ)を練習して
手の動かし方を理解してからop.9には入ります。
ポジション移動のシフトが難しい人は
新しいバイオリン教本や篠崎などに載っている重音を練習してから
op.9に入るのもいいですね。
ただ、これはこれで様々な重音が混ざっていて(1度、3度、4度等)
初心者には結構難しいんですけどね^^;
重音練習の際はまず手のフォームを作ることを意識して。
綺麗なフォームを作った上で出てくる音程を聞いて練習しましょうね。
記事を書いた人
さかいバイオリン教室 代表さかい ゆみこ
レッスンや発表会では楽しむことを大切に。 お子様は情操教育のためになるよう、レッスンや発表会等を通して「マナー力」「集中力」「記憶力」「考察力」「洞察力」に繋がるように考えています。お稽古を続けることにより、これらは少しずつ身についていき、必ず受験や就職などに活かせます。