2025年度発表会②
こんにちは。
さかいゆみこです。
発表会の当日のアドレナリン大放出の後
少し冷却期間を経て通常のレッスンも再開しています。
発表会では合奏も必ずするのですが
合奏曲はレベル別で5曲ありました。
まだヴァイオリンを始めたばかりでも弾けるように
編成を考えて合奏は2曲参加できるようにしています。
ソロに重点を置いた人もいれば
合奏に重点を置いた人もいて
合奏に4曲乗ってた人もいるのですが
意外と難しい曲もあったので
練習大変だろうなぁと思いながら応援してました^^
発表会の合奏練習日は自分の乗り番が終わった人は
乗ってない曲の練習を見学したりして
次の目標ができた子もいます。
小さい子たちもとってもお利口さんで見学できていました◎
自分のソロの曲と合奏の練習で
準備が大変な部分もあったと思いますが
発表会前は指の皮がめくれた子がいたり
演奏に消極的だった子も発表会後は
「出て良かった〜!」と話していた子もいたようです。
それぞれの形で練習の成果が出た舞台となり
自信につながる経験がまた増えましたね。
発表会後のレッスンではみんな技術的なことだけでなく
精神面も含めて一回りも二回りも成長したのを感じます。
舞台の力はすごいですね。



発表会での合奏はずっとしていて
以前は当日のリハで練習するくらいの簡単な形でしていましたが
みんなの技量も上がってきたので
曲のレベルも少しずつ上げてきて
より能力が伸ばせたらと思っています。
アンサンブルの能力は1人で練習していてもつかないので
誰かと一緒に演奏する、練習する
ということが必要です。
意識の中で自分の演奏は4割
後の6割を周りの音を聴いて
いろんな情報をキャッチして脳内処理する作業が必要です。
ヴァイオリンを演奏するって脳内でどれだけのマルチタスクが行われてるか
ものすごい情報処理だと思います。
ソロだけしかしてないとこのアンサンブルの能力はなかなかつかないんですね。。。
でもヴァイオリンはアンサンブルの楽器なので
できるだけ合奏の機会はあったほうがいいです。
子供の頃からこういった環境があるとないとでは
感覚的なことも違ってきます。
(レイトスターターである私の実感です)
私の経験から言うと
足りない能力は後からでも努力次第である程度はカバーできるのですが
子供のうちはまだまだ脳や感性が発達していく過程なので
練習を重ねていくうちに
◯周りの音を聴く
◯瞬時に自分の演奏に反映させる(状況判断)
そういった能力も自然とついてきます。
ただ、うちでは合奏の練習はほぼ発表会前のみで
やはり回数が少ないので
これから増やしていきたいなとは思ってます。
ソロに合奏に
発表会前はたくさん練習したと思うので
本当にみんなよく頑張りました^^

レッスンや発表会では楽しむことを大切に。 お子様は情操教育のためになるよう、レッスンや発表会等を通して「マナー力」「集中力」「記憶力」「考察力」「洞察力」に繋がるように考えています。お稽古を続けることにより、これらは少しずつ身についていき、必ず受験や就職などに活かせます。