ヴァイオリニストの系譜
こんにちは。
さかいゆみこです。
現代、令和の時代、2025年になりましたが
ヴァイオリン弾きの系譜を辿っていくと
9割以上がViottiに辿り着くのではないかと思います。
現在のヴァイオリン指導の大元にあるのが
パリ音楽院が発祥といっても過言ではないと思います。
(すごく厳密に言うとイタリアなのですが…)
ジプシーや北欧など民族音楽的なジャンルもありますが
一般的なヴァイオリニストはほぼViottiと繋がっています。
私も先生の先生の先生…と辿るとViotti先生に繋がりますよ。
パリ音楽院の元になる学校が設立された際に
Viottiの弟子であるRode、Baillot、Kreutzerがヴァイオリンの指導にあたりました。
Viottiはバロックから古典派にかけて主流だった奏法を
今の現代的な奏法に大きく変化させました。
弓作家のTourteの存在も大きかったでしょうね。
今年の毎コンの小学生部門の課題曲は
RodeのエチュードとViottiのコンチェルトです。
歴史的な背景を考えても
Viotti、Rodeを演奏することは大変意義深いですし
楽譜を正確に理解し基礎がちゃんと学べてるかどうかもわかりやすいので
選曲されたのかもしれませんね。
Viottiほどの量産ではないですがRodeもたくさんコンチェルトを残しているので
レッスンでも使えたらと思います^^

レッスンや発表会では楽しむことを大切に。 お子様は情操教育のためになるよう、レッスンや発表会等を通して「マナー力」「集中力」「記憶力」「考察力」「洞察力」に繋がるように考えています。お稽古を続けることにより、これらは少しずつ身についていき、必ず受験や就職などに活かせます。