基礎とは?
こんにちは。
さかいゆみこです。
そもそも基本や基礎って何?
て方も多いと思います。
楽譜の読み方(ドレミの読み方ではありません)
姿勢
左手は指の置き方や腕の使い方
右手はボウイング
自分が出してる音をよく聴くこと
などをコツコツ整えていく作業です。
こう考えるとバイオリンはほんとにマルチタスクですよね。
進度が進んでいって基礎をしてるとその膨大な量に気づく時があります。
基本のことからセヴシックやエチュード、スケールなどに加えて曲の練習。
もちろん時間が足りない、となりますが、とにかく焦らずコツコツ今できることからしましょうね。
積み重ねが未来につながりますから。
教室ではコツコツ頑張る子が増えてます。
最初から基本や基礎をきっちりしたいという方もいますし
徐々に基礎に重点を置いていくこともあります。
本人の気持ちだけでは難しいことも多々あるので
やはりご家族のご理解やサポート、フォローがあって子供たちの成長につながっています。
基礎だけだとつまらないので(私は嫌いじゃないです)もちろん曲も、本人の希望を聞きながら練習ですね。
最近の子達は受験などで忙しい子も多いですし、限られた時間の中で今何をするか
優先することも人それぞれですが、早い段階で基礎となる土台をしっかりと固めていけるといいですね。
特に中学受験のある子は逆算して考えます。
4年生から6年生の時期って大きく伸びる時期だったりするので
4年生までに何をして5,6年生でどう維持するか、親御さんもすごく悩むところですよね。
高校、大学受験も同様に逆算です。
基礎練をしてて、もどかしい時期もありますがそこを抜けると霧が晴れたように
楽譜からいろんなことが見えてきます。
音源や動画の真似ではなく楽譜に書いてあることを読んで自分で音にすることがより容易になります。
最初のうちは真似でもいいんですが、できたらそこは卒業したいですよね。
結局のところは自分がどうしたいかよりもシンプルに楽譜を正確に読むことが1番の近道だったりします。
楽譜に全部答えが書いてあるので。
でも好きな曲って感情が入りすぎてシンプルに見えなくなりがちなんですが^^;
経験者の方で、基本や基礎をしたことがないという方もいらっしゃるので
教室を移って来られた方は、目から鱗現象の連続のようです。
基本や基礎はやらなくてもある程度は弾けるようになります。
私の実体験です。
必要性を感じなければやらなくても全然いいと思います。
実は私も特にしなくていいかなと思っていた時期もありました。
今はやっていて良いことしかないことがわかってるので積極的にレッスンでもしています。
個々で求める(目指す)ところがどこかにもよるのですが
やはり今思うと、あの時が限界だったな、と思うことがあるのと同時によく頑張って弾いてたなと思います。
基礎があれば苦労も少なくもっとスムーズでしたね…
曲の譜読みも断然速くなりますよ。
新しい視点ができて、すぐに全部できなくてもいいんです。
少しずつ軌道修正しましょう。
少しずつ楽になっていくことが見つかりますよ。
コツコツ積み重ねてきたものは簡単には崩れません。
夏から私のメソッド本で少しずつ基礎を練習してる子もレッスンしていて変化が見えてきました。
変化を感じるのには個人差がありますが時間がかかることもあります。
その発見もこれから楽しみですね。
レッスンや発表会では楽しむことを大切に。 お子様は情操教育のためになるよう、レッスンや発表会等を通して「マナー力」「集中力」「記憶力」「考察力」「洞察力」に繋がるように考えています。お稽古を続けることにより、これらは少しずつ身についていき、必ず受験や就職などに活かせます。