姿勢改善(小学5年生)
こんにちは。
さかいゆみこです。
今年で7年目の生徒さんは
成長とともに身体のバランスも変わってきて
ちょっと姿勢が崩れてきてるので
この夏は姿勢を整えることに取り組みます。
小さい子供のうちは肩当ては必要ないですが
段々と首が伸びてきたり、なで肩だったり
いろいろと身体の変化に応じて
小学2年生くらいになると肩当てを使うこともあります。
肩当てを使うと構える時に肩当てに頼ってしまい
左手で支えなくなってしまうことがあり
顎で挟もうとして首に力が入って首こり肩こりになったり
楽器が下がりやすくなってしまったり
首が捻れてしまったり
いろいろデメリットもあるんです。
そういう場合はまた一旦肩当てをなしにしたりして
自然な姿勢で音が出ることがどういうことかもう一度確認。
その上で肩当てを使ったり
いろんなアプローチを行います。
実は私も昔は肩当てに頼りきっていて
30歳過ぎる頃まで肩こりもすごく酷かったです。
少しずつ肩当てなしでも弾いていって
随分と身体も楽になりました。
子供の頃から習ってないからなのか
職業病で仕方のないことなのか、いろいろと考えましたが
肩当てに頼りきってたのが良くなかったですね^^;
でも日本のバイオリン指導は9割が『肩当てありき』
「肩当てをしないなんて…」
と思ってる人もすごく多くて
私もそう思ってました。
「肩当てナシなんて異端…」
くらい思ってました。
思い切って肩当てを無しにして
その良さを実感できてからは
目から鱗でしたね。
それからいろいろと試して
少し首の長さを埋めるために今はスポンジタイプを使っています。
レッスンの時はつけるのが面倒でほぼ肩当てなしで弾いていますが問題なしです。
実際に今年の発表会でも
肩当てありの生徒さんとなしの生徒さんでは
肩当てなしの生徒さんの方が姿勢が良い人が多かった
との感想もいただいています。
一人一人身体の骨格も違いますし
もちろん肩当てがあった方がいい人もいます。
肩当てがあってもなくても
左手で楽器を支えるのは変わらないので
そこは忘れずに構えれると姿勢も良くなりオッケーです。
ずっと肩当てを使っていて構え方などなかなか解決しない場合は
肩当てなしもチャレンジしてみてくださいね^^
レッスンや発表会では楽しむことを大切に。 お子様は情操教育のためになるよう、レッスンや発表会等を通して「マナー力」「集中力」「記憶力」「考察力」「洞察力」に繋がるように考えています。お稽古を続けることにより、これらは少しずつ身についていき、必ず受験や就職などに活かせます。