こんにちは。

さかいゆみこです。

バイオリンの教本はメジャーなものが

◯鈴木バイオリン教本(通称 鈴木)
◯新しいヴァイオリン教本(通称 白本)
◯篠崎ヴァイオリン教本(通称 篠崎)

の3つになります。

他にもいくつかシリーズものはありますが
ほとんどの先生がこの3つのうちのどれかで
稽古されてると思います。

私のレッスンでは基本的には
鈴木1巻の後に白本の2巻以降に進むことが多いです。

白本は途中から進度がぐっと進むので
生徒さんの進度によっては
白本2巻と鈴木2巻3巻を併用する事もあります。

教本だけになると基本の練習がほぼないので
どこかで限界が来ます…
スムーズに進んでいけるよう私はオリジナルの教材をはじめから使い
その後セヴシックや音階教本、エチュードを導入し
基礎に入ります。

音階教本は

◯小野アンナ音階教本(通称 小野アンナ)
◯カールフレッシュ スケールシステム(通称 カールフレッシュ)

を使うのですが
小野アンナだけだと内容が弱く
かといってカールフレッシュは難易度が急に上がります。

でもどちらも大事なので
私は自分が練習する時は
基本はカールフレッシュをしますがたまに小野アンナも使います。

小野アンナとカールフレッシュの間くらいになる
音階教本があればいいのですが
ないんです。

なので現在、オリジナルの教本を作っています。
年内には販売できるようにするつもりですが
基本の教本は使いながら補助教材として併用するつもりです。
師匠から口頭伝承で教授いただいたことも収載します。

指導を始めてから
何かと教材に苦労?してるので
20代の頃から自分で作ったりしてきてるのですが
その集大成ができればいいなと思っています。

ピアノの教材は本当にたくさんあるのですが
たくさんありすぎて逆に「どれにしようかな」状態になりやすいですね。
(それでもピンとくるものがなくてピアノ指導用の教材も作っていました)
ヴァイオリンの場合は教材が少なくてその中で
先生方もなんとか工夫してやりくりされています。

私が大人からヴァイオリンを始めて
こういう順番だと一番効果的というのも踏まえた上なので
たくさんの方のお役に立てると思います。

良い教材があっても練習あっての上達です。

最近、作業が滞ってますが…
どうぞお楽しみに!